黒川研の最新情報16


黒川研・合宿('99)      '99/9/6〜8

 毎年恒例となった黒川研・合宿。その3日間の想い出を書き綴ってみます。 因みに今回の旅の目的は、「太陽電池モジュールの製作」でした。
 なお太陽電池の製作工程についてこちらをご覧ください。 (M.T.)

一日目の巻
 今年の黒川研・合宿は昨年とは異なり、好調なスタートで始まりました。今回の目的地は長野県佐久市。例年だと鉄道での旅行となるのでしょうが、大所帯となった今年は自動車の所有率も高かったことと近場であったことから、自動車4台での大移動となりました。しかし自動車での移動には渋滞はつきもの。しかも出発した9時という時間はラッシュの真っただ中。そこでなるべく渋滞を避けようと、抜け道を良く知っている方々に先導を頼んだのですが‥ここ本当に通るの?というような道をまさしく擦り抜けるような感じで道を進みました。
 そんなこんなで無事に関越自動車道にたどり着き、観光気分で上信越自動車道を経由してお昼頃には横川に到着。さぁ、お昼だ!ここは横川。といえば‥峠の釜飯。ということで横川サービスエリアで釜飯を食べることに!しかしそうは問屋が降ろさなかった。峠の釜飯の製造元である「おぎのや」のお店は上り車線の方にしかないとか。一部の人の未練を残しつつ、そのまま佐久まで行きました。結局はその佐久インターチェンジの目の前に「おぎのや」があって、食べれたんですけれどね。
 腹ごしらえも済み、今回の研修でお世話になる「昭和ソーラーエネルギー株式会社」に到着しました。
 研修初日は、太陽電池業界の動向に始まり、太陽電池の結晶の種類、そして太陽電池の作り方などを教授してもらいました。さすがに太陽電池を製作しているところであるため、様々な種類、大きさ形の太陽電池を見ることができました。なかでも大きさ1.4m×2.8mの巨大なモジュールには圧巻でした。そして明日の太陽電池モジュールの製作のためのお話をしていただき初日の研修は終了しました。この後、宿へ向かいながら佐久市内にあるコンビニとガソリンスタンドが併設された「BP佐久平」に寄りました。なぜ寄ったかって?それはこういうところだからであり、寄らずにはいられなかったからです。
 さて一泊目は望月町春日温泉に宿をとりました(国民宿舎もちづき荘)。本日の夕食は鯉づくし。鯉の塩焼き、鯉のつみれ鍋など大変おいしく頂くことができました。明日も研修ということでみなさんおとなしめでした。
 その後、部屋で学生同士で話に華を咲かせたり卓球をしながらも、明日の研修のために早めに床につくのでした。
一泊目の宿はこんな所です。

二日目の巻
 あいにくの天気となってしまった研修2日目、清く正しく朝食を摂った一行は、太陽電池モジュールの製作に入りました。太陽電池を取り扱う研究室でありながら、太陽電池の製造方法を知らない、どう作ってるの?、から始まった今回のメインイベントです。昭和ソーラエネルギーの社員の方々に手取り足取り教えてもらいながら、なんとか完成させることができました。これを通じて、聞くだけでなく自分の手で作り上げることにより、太陽電池というものをさらに深く実感し、習得することができたのではないでしょうか。最後に製作した太陽電池モジュールを持ってみんなで記念撮影
 この場を借りまして、大変お世話になった昭和ソーラエネルギー株式会社の方々に厚く御礼申し上げます。
 さて。研修を終えた黒川研一行は、2日目の宿に向かうべく、佐久を後にしました。途中、鬼押出しで休憩を取りながら、晴れていればきれいな景色が見れただろう山道を通り抜け、宿に到着しました。  二泊目は草津温泉に宿をとりました(草津グリーンパークパレス)。二日目は当然の様に盛大な夕べの宴が始まりました。本日の料理は幹事のY氏が奮発しただけあってとてもなかなか豪勢な料理が並びました。そしてほろ酔い気分になり、カラオケが始まりました。皆さん大熱唱で、特に今まで一度も歌ったことのないKo氏が歌ったことは特筆するべきでしょう。
 そして散会した後も、長い夜は続いていくのでした。
二泊目の宿はこんな所です。

三日目の巻
 今日は今までのすっきりしない天気とは違い、雲はたくさんありながらも太陽がまぶしく差し込む天気になりました。黒川研一行は、体調の悪いUno氏を気づかいながら、白根山へと向かいました。10分ほどの登山で山頂の火口湖に到着。火口湖はきれいなエメラルドグリーンを横たえていましたが、色とは裏腹にpH1.2という強力な酸の湖でした。ここでその湖を背景に記念撮影。中には研修に来ていたバスガイドさんを背景に記念撮影する人もいました。
 そして一行は、土産物などを買い込み白根山を後にしました。そうそう、ここで黒川教授が太陽面(和紙でできた飾り物)を購入したことも追記しておきましょう。  途中、おいしいそばを昼食に食べつつ、曝睡の一行を乗せた車列は帰路につくのでした。
 3日間、眠たい日もあったでしょうが、安全運転を心がけてくれたドライバーの皆様に感謝いたします。

 幹事のYaさんご苦労様でした。やや企画満載過ぎて消化不良を起こしてしまいましたが、なかなか素晴らしいプロデュースぶりでした。
 4年生の皆さん、また学会に参加される方々は、それらに向けて頑張れることでしょう。

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